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「マインドフルネスについて」




皆さん、こんにちは。カウンセラーの林です。


今回はマインドフルネスについて書きたいと思います。マインドフルネスとは、自分の「今」の状態に意識を集中して、過去や未来に向いているこころを「今」に戻すことでストレスを低減していく方法です(下記文献①より)。



マインドフルネスを取り入れることで、集中力がアップして成績が上がったり、仕事の効率が上がるなどの結果が報告されており、現在は、日本だけでなく、アメリカの大手企業をはじめ、世界中の医療、教育機関等で注目を集めていると言われています。


集中力のアップだけでなく、イライラや怒り、不安、抑うつなどの気分が軽減されたり、ストレスを溜めにくくする効果もあると言われています。実際に脳内の構造が良い風に変化するという結果も報告されていることや、瞑想という形で古くから親しまれてきたことからも、その効果には期待できるものがあると思います。



マインドフルネスにはいくつかのやり方がありますが、私が取り入れやすいと感じたのは、「呼吸の瞑想」というやり方です。


この「呼吸の瞑想」のやり方は


① 背筋を伸ばして座り、目を軽く閉じる。


② 呼吸に意識を向け、鼻からの息の流れ、おなかや胸がふくらんだり、縮んだりする動きを感じる。呼吸はコントロールせず、自然に任せる。


※雑念が浮かんできたら「雑念、雑念」とこころの中でつぶやいて呼吸に意識を戻す。


※一日10分ほど行う。(下記文献①より)


朝や寝る前にやるのも良いですが、私は面談前に時間的に余裕があればやるようにしています。面談前にやるようになったのは、私の母が昔、面談前に瞑想をしていると言っていたのを思い出したからです。


もうすぐ3月、出会いと別れの季節です。知らぬ間にいろいろなことが浮かんできて頭が休まらないことも多い時季だと思います。ぜひ、皆さんもマインドフルネスを取り入れてみてください。アプリもいろいろと開発されているようですので、ご自分に合いそうなものがあれば試してみてください。


【文献①】友田明美 「実は危ない!その育児が子どもの脳を変形させる ほめ育てで脳は伸びる」2019年 PHP。




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